当院について
診療内容
脳神経外科というとハードルが高いと感じられる方もいらっしゃるかもしれません。しかし実は日常よくみられる症状や病気を診療の対象としています。
頭痛やめまい、物忘れに始まり、頭や顔のケガ、顔の麻痺、脳梗塞・脳出血・くも膜下出血といった脳卒中や手足のしびれ等、神経に関わる症状を全般的に診療しております。
また、脳疾患は全身の病気が起因したり合併したりするなど諸症状を伴っていることも多く、脳をきっかけに様々な病気が見つかったり治療が必要になることもあります。
予防医療について
予防があくまでも大事であり、生活習慣病(高血圧・糖尿病、高脂血症など)の治療とともに健康診断・予防接種なども受け付けております。
脳神経外科では様々な脳疾患、また生活習慣病を扱います。
健康診断や認知症検査、予防接種等幅広く実施しておりますので、ぜひお困りの際はお問い合わせください。
当院でできる検査
▼CT検査
脳や脊椎、また肺や腹部などの断層撮像を行います。
レントゲンでは確認出来ないような内部を写すことができるため骨や内蔵の詳細情報を読取ることが出来ます。当院ではCTの検査結果次第でより精査が必要と考えられる場合には連携している近隣病院への紹介を行っております。
また近医の先生方に受診された方で画像評価が必要な方のご紹介の受付も行っております。
▼レントゲン検査
肺の健康診断、また骨折などの評価に用います。
CTと比較して被曝量が少ないため検査内容によって使い分けを行います。
▼その他
超音波検査
心電図検査
血液検査
眼底検査 等
当院でできる治療
▼ボトックス治療
脳梗塞や脳出血、また小児麻痺などの方の硬直緩和、疼痛抑制のために筋肉に注射して使用します。当院は患者様の状態やご希望に合わせて複数のボトックスの用意があり、個別に対応を相談できます。
▼片頭痛治療
片頭痛は日常生活に大きく影響し、特に症状の強い方に関しては仕事を休まざるを得ないなど悩まれている方も多くいらっしゃいます。
痛み止めだけでなく、その予防や日常生活の調整など症状を緩和させるための様々な対応に関し一緒に相談しながら治療を進めていきたいと考えております。
当院では内服の治療に加え、2021年から解禁になった抗CGRP抗体製剤の注射による治療も行っております。
▼子どもの頭の形外来
赤ちゃんの頭の形で悩まれている方のご相談に応じます。
子どもの頭の形が病気によるものなのか、寝癖などによるものなのかご心配な親御様は多くいらっしゃると思います。当院では小児を専門とする小児脳神経外科専門医と提携し、子供の頭の形に悩まれている方のご相談に応じます。
当院からのお願い
▼日本脳神経外科学会データベース研究事業
当院では日本脳神経外科学会データーベース研究事業に協力しています。
当院で治療を受けられた患者さんの臨床データを解析させていただき、脳神経外科医療の質の評価に役立てることを目的としています。
解析にあたって提供するデータは、提供前に個人を特定できない形に加工した上で提供しますので、患者さんの個人プライバシーは完全に保護されます。
研究事業についての資料の閲覧を希望される方は、脳神経外科学会HPをご参照ください。
▼医療におけるデジタル化の推進
当院は医療におけるデジタル化を推進して質の高い医療を提供できるように体制整備を行っております。(医療DX化推進体制整備)
①オンライン資格確認等システムによる取得した医療情報等を活用し診療を実施
②医療DXを通じて質の高い医療を提供できるような取り組み(マイナ保険証等)
③電子処方箋の発行
④電子カルテ情報共有サービスの取組を一部、実施(今後本格導入予定)
これに伴い診療報酬において医療DX推進体制整備加算を算定させて頂きます
▼一般名処方について
当院では後発医薬品のある医薬品について、特定の商品名ではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方を行う場合があります。
一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合でも、必要な医薬品が提供しやすくなります。
また、2024年10月の制度改正に伴い、患者さんの希望で先発品指定で処方した場合は、一部実費負担が発生する場合があります。
▼院内トリアージについて
当院では、看護師や医師があらかじめ病状を確認させていただき、診察の優先度を決める、院内トリアージを実施しています。診察の順番は、緊急度や重症度によって決定するため、受付した順番で診察とは限りません。
場合によっては、待ち時間が長くなる場合がございますのでご了承ください。